モデルベースで要件定義をやってみた に登壇しました

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少し時間が経ちましたが 2021.10.29 にオンラインで開催された モデルベースで要件定義をやってみたに登壇しました。

登壇の機会を頂いた神崎さん及び主催の増田さん、登壇者、参加者のみなさんありがとうございました。

勉強会の登壇はオン・オフ通じて今回が初めてだったので緊張しました・・。今回の発表でどこまで伝わったかわかりませんが、とりあえず発表を終えてほっとしているところです。

今回の勉強会を通じて感じたことをまとめスライドから引用しつつ少し書いていこうと思います。

発表資料

モデルが関連付けられているのはイイ

ToBeモデルを書き進めると自然とBUCが精査されていく (発表資料 P.18)

資料にも書きましたが、上記はやはり良い点だと思います。私の場合、状態を整理するところで特に強く感じました。1つ1つのモデルは一見よくあるリストのように見えますが、それぞれが関連付けられることでお互いを補完しあっているのかなと感じました。説明を聞いただけだと分かりづらいと思いますが、やってみると伝わるのではないかと思います。

それと、状態や条件(ビジネスルール)が要件定義の段階でユースケースと関連づいているというのはすごく情報量が多いなと感じました。個人的な経験だと基本設計あたりのもう少し後の工程で状態や条件を整理していたと思うので、ユースケースの精度が(ひいては要件定義の精度が)向上するだろうなと思います。

RDRA のレイヤーをまだ意識できていない

現状は情報を整理して記載するのがやっと。モデルをまだ活用できていない。 (発表資料 P.18)

他の方の発表では RDRA のレイヤー(システム価値、システム外部環境、システム境界、システム)について触れられていました。が、私はこの部分に関してはあまり認識できていません。おそらくモデルを書くところに集中してしまっていると思います(資料もそうなっていますね・・)。要件定義を全体俯瞰する、それぞれの図がどのような位置づけなのかを認識した上でモデルを書ければ、表現できることが広がったり他の人へのコミュニケーションがやりやすくなるのかなと思いました。

BUC, アクティビティ, UC の粒度はまだ難しい

これは慣れの問題もあると思いますが、ここの粒度はまだ難しいですね。神崎さん曰く、

  • BUC: 1つの価値
  • アクティビティ: 価値を届けるステップ
  • UC: システムを使った 1 回のタスク・作業の単位

とのことなので、プロジェクトで実践し感覚を掴みたいところです・・。

というわけで、RDRA を使い始めて間もないですが良いものだと思うので、うまく使えるようにこれからも挑戦していこうと思います。

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