アソビューを支えるプロダクトチーム 2024

アソビュー! Advent Calendar 2024の25日目です🎅🎄
今年のアドベントカレンダーは2面公開なので、ぜひそちらもご覧ください!

アソビューCTOのdisc99🐼です!

「アソビューを支えるプロダクトチーム in 2020」という記事を以前書いていましたが、そこから時間も経ち支える組織の状態も変わってきているので、今回は改めて紹介できればと思います!🎁
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また、今回は組織の話が中心になりますが、支える技術に関しても発信しているので、よろしければご覧ください! tech.asoview.co.jp

アソビューの事業

チームを紹介する上で説明しておきたいのが提供しているサービスです。 アソビューでは年々サービスは増えており、以下が代表的なものになります。

  • アソビュー!: 休日の便利でお得な遊び予約サイト
  • アソビュー!ギフト: アソビュー!に掲載された体験を厳選して収録したカタログギフトやギフトカードを販売するサイト
  • アソビュー!ふるさと納税: アソビュー!に掲載されたレジャーや体験を返礼品として選ぶことができる、体験型返礼品特化型のふるさと納税サイト

また、コンシューマー向けサービスだけではなく、事業者向けや自治体向け、広告事業などその他にも多数の領域が存在します。

  • ウラカタチケット: レジャー・観光・文化施設様向け DXソリューション
  • ウラカタ予約: アクティビティ・体験教室様向け DXソリューション
  • ウラカタ分析: 購買データ分析BIツール
  • asoview! Agent: : 旅行観光業B2B販売プラットフォーム
  • AREA GATE: 自治体・観光協会・DMO向け 観光商品販売管理システム

ここで紹介しているものの他にも多数のサービスがあり、今後も新規のサービスが立ち上がっていく予定です!
つい先日、アソビュー!海外という新サービスもスタートしました!✈️ www.asoview.co.jp

事業と組織とチーム

アソビューでは事業に対して、営業、マーケ、CSなど様々な部門が存在します。
各部門は事業に対して横断的に存在しており、プロダクト組織も機能横断な組織となっています。
組織内部は事業やプロダクトごとにチームが分かれており、基本的には事業と機能のマトリクス組織になっています。

プロダクト組織には、エンジニアだけでなく、プロダクトマネージャーやデザイナー、QAなどプロダクト開発に関わるメンバーが所属しています。
2024年末時点では、約100名前後のメンバー、17チームでプロダクトを支えています。

また、プロダクト組織内でもそれぞれのミッションに合わせて、チームを形成しています。

大きく分けると、各事業を成長させるためにプロダクト開発を行っているチームとプロダクト横断で開発に関わるチームです。

プロダクト開発チームは「チームトポロジー」で言うところのストリームアラインドチームに当たり、各事業・プロダクトの成長をメインミッションとしてします。
SREやデータ基盤などの横断チームは、プラットフォームチームやコンプリケイテッド・サブシステムチーム、時折イネーブリングチームなどの役割を担い、プロダクト開発チームがよりプロダクト成長を加速させていく事をミッションとしています。

CTOやCPO、VPoEは各チームが最大限力を発揮できる状態を作ることにミッションを持っています。

各々の役割

プロダクト組織内では、様々な役割が存在しますが、代表的なものがプロダクトマネージャー(PdM)とプロジェクトマネージャー(PjM)です。

組織によってそれぞれ様々な解釈があると思いますが、アソビューでは「INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント」を参考にPdMは「何を作って顧客に価値を届けるのかを判断する」役割、PjMは「製品を市場に送り出す」役割を担っています。
これらの役割はほぼすべてのチームに存在しており、ロードマップの定義や施策の優先度判断、チームとのコミュニケーションなどをメンバーと一緒に行っています。

また他にもチーム内の役割やチーム横断での役割など、個々のスキルやキャリアに合わせ柔軟に任用できるようにしています。

上記は2024年末時点のアソビュー内の役割をHolaspiritを利用し、可視化しています。
このサークル(ロール)1つ1つが役割であり、基本的に1名以上が所属しています。

100名前後で200以上の役割が定義されており、これは責任や業務の偏りをできるだけ減らし、細分化することで1人が様々な役割を担っていることを表しています。

この取り組みに関しては、別の記事やVPoEの服部が発信していますので、良ければご覧ください!

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開発のサイクル

アソビューでは各事業ごとに事業責任者がおり、PdMやPjMと話し合いながら施策の優先度判断やプロダクトバックログへの落とし込みを行います。
開発は基本的にどのチームもスクラムをベースとして開発を行っており、一定の間隔でイテレーションを回しています。

事業と直接紐づかない横断チームはPdMが中心となり、組織内外の課題や要望を元に価値定義を行い、施策へと反映していきます。

開発プロセスに関しては、新規事業なのか既存事業なのか、バックログに対して1チームなのか複数チームなのかなどで細かな違いはありますが、大枠同じ流れになっています。

リリースに関してもイテレーション間隔とは別にリリースしており、2022年時点で月に100を超えるリリースを行うようになっています。 tech.asoview.co.jp

今年からはFindy Team+を導入し、より開発生産性を高める取り組みを行い2024年末時点では月に400を超えるリリース規模に達しています。 tech.asoview.co.jp

各施策を進めていくには、チーム内だけではなく様々な関係者と連携することが重要です。

そのため、チーム横断などで必要となる技術課題の解決、品質管理やナレッジシェアなどは、会議体を設けて連携を取れるようにしています。

これらは、マネージャーやリーダー間だけでなく、SRE×開発チームやフロントエンド横断、任意のメンバーで集まった読書会など様々な形式で行われています。

この取り組みにより、マトリクスという複雑な構造の中でも会社のバリューであるONE TEAMを意識し、縦横の連携を取り続けられるようにしています。

さいごに

今回はプロダクトチームにフォーカスした内容を書かせてもらいました。
2020年から変わったこともあれば、変わらないこともありますが個人的にはあっという間の4年間でした。

組織規模も倍になっており、事業環境の変化やプロダクトとしても多くが生まれたり、終了したものもあります。
僕自身も2020年当時CTOになるとは夢にも思っておらず、日々組織の変化を感じています。

今後もアソビューの変わりゆくプロダクトチームを様々な形で発信していければと思っていますので、興味があればぜひご覧ください!

カジュアル面談もありますので、もう少し詳しく聞いてみたい方なども気軽にお声がけください。 www.asoview.co.jp