アソビュー! Advent Calendar 2020 4日目です。
エンジニアの竹内です。今回は Slack 買収で話題の Salesforce の、Slack とは全く関係ない S3 を利用したデータ連携の小話を書きたいと思います。新しい情報でもなんでもないのですが Salesforce のことを全く知らずに設定したら見事にハマって憤慨したので、この記事で救われる方が一人でもいれば幸いです。
結論
Region Name は Asia Pacific(Tokyo)
を一字一句間違えずに設定しろ!(東京リージョンの場合)
やりたかったこと
Salesforce の Einstein Analytics を利用するために CSV ファイルを S3 経由で Salesforce に連携しました。“Amazon S3 コネクタ”という機能が Salesforce に存在するのでこれを使いました
“Amazon S3 コネクタ” の挙動についてはドキュメントを見れば理解できると思いますので割愛します。今回は私がハマった設定について紹介します。
ハマりポイント
設定自体は全く難しくありませんが知らないとハマります。S3 に関する主な設定内容は以下です。
- Secret Key
- Region Name
- Folder Path
- AWS Access Key ID
至って普通の設定ですが、この中の Region Name が曲者です。 AWS マネジメントコンソールには以下のようにリージョンが表示されます。
なので、東京リージョンであれば ap-northeast-1
を設定するじゃないですか。なのになぜか接続できないのです・・・。なんで?
どういうこと?
ググった結果、リージョン名を英語で指定する必要があるようです。まじかよ。憤る気持ちを抑えつつ AWS マネジメントコンソールのフッタの言語選択で English (US) を選択しリージョンリストを確認します。
このリージョン名を入力すればいいのか!と思いAsia Pacific (Tokyo)
を設定するもまたしてもつながらず・・なぜだ・・?
そして解決へ
再度ググり、設定内容をよーーく見たら (Tokyo)
の前の半角スペースがいらないらしい。ほんとに?そんなことある?
というわけで (TOKYO)
の前に半角スペースがない Asia Pacific(Tokyo)
を一字一句間違えずに入力する必要があります。。
最後に
Salesforce さんドキュメントに記載をぜひお願いいたします。