テスト仕様書実施/作成について心がけていること

アソビューAdvent Calendar 2023の7日目(B面)です。

自己紹介

今年の7月にジョインした鐘撞(かねつき)です。
販売管理システムのQAを担当していて、QAエンジニアとして働くのはアソビューが2社目になります。
キャリアの浅い私が、テスト仕様書実施や作成で普段心がけていることを紹介します。

アソビューの販売管理システムとは?

販売管理とは、アソビューで販売している電子チケットやアクティビティ予約の決済額や売上(手数料)を集計し、顧客へ提出する請求書・支払通知書を発行し、入出金管理を行うものです。
アソビューの販売管理システムについて詳しいことは、以下の記事も参考にして下さい。 tech.asoview.co.jp

心がけていること1:試験実施スピードを早く正確に

前職のプロダクトメンバーから「テストを素早く実施してくれて感謝しています!」と声をかけてもらった事があります。
感謝された理由は何だろうと思い、私なりに考えてみました。

まず実施が早く完了すればバグの報告も早くあげることができ、改修の工数もかけられる事です。
そして早い段階で報告をすればバグを改修→改修確認テストのフローにも余裕を持つことができます。他にもアドホックテスト等の実施にも工数を割くことができるので、予期せぬバグを発見する事ができ、より品質の高いプロダクトをリリースすることに役立ちます。

しかしアソビューに入ってからは、販売管理システムはお金の計算が主たる処理になっており高い品質が求められる為、前職で大事にしていたスピードに加えて正確さもより意識するようになりました。

心がけていること2:テスト仕様書は丁寧に

前職の話なのですが「テスト仕様書は丁寧に、特に手順」と教えられました。
私が初めてテスト実施した時に手順が詳細に書かれており、つまずくことなく実施することができました。 テストは必ずしも自分だけが実施するとは限らないので、初見の方でも実施できるぐらい分かりやすい仕様書作成をした方が望ましいです。

担当している販売管理システムのリグレッションテストの仕様書は、仕様を理解している人向けなのでは、と若干感じたので簡略化された手順を詳細に編集しながら日々メンテナンスをしています。
アソビューの販売管理の機能テストとリグレッションテストの位置付けは、以下の通りです。

  • 機能テスト:販売管理システムに新しく開発された機能が正しく動作しているかどうかの確認テスト
  • リグレッションテスト:新機能追加や変更を行なった際、既存機能が影響を受けていないかを確認するテスト

メンテナンスでは、機能テストで利用した仕様書の一部の項目をリグレッションテストに組み込む際には、項目を単純に追加していくのではなく仕様書全体の構成を考えて効率よく実施できるような箇所に配置しています。

ただ手順を詳細に書きすぎて冗長になってしまわないように気をつけないといけません。実施者が長ったらしい手順を見てストレスを感じないようにしたいですよね。

最後に

リグレッションテストの量が増えている中、期待値の確認に時間がかかるテストもあったりと、実施の工数が徐々に増えています。
開発側と話し合いながら実施スピードを上げる改善をしていきたいと思います。

ジョインして約半年たち慣れてきた時期なので、今一度試験実施のスピードを重視しつつ正確さも改めて意識したいところです。

アソビューでは一緒に働くメンバーを募集しています。
QAエンジニアも大募集しているので、ぜひ採用ページをご覧ください!

www.asoview.com