アソビュー!QAチームの紹介

アソビュー Advent Calendar 2019の5日目。

QAチームの青柳です。
今回はアソビュー!QAチームの紹介と今後の展望についてお話できればと思います。

アソビュー!QAチームとは?

QAチームは昨年発足したばかりで、まだまだこれからのチームです。
私が入社したときはメンバーの入れ替わり時期で、しばらく1人のときもあり寂しいな・・・と思うこともありましたが、現在は19新卒含む3名のチームとして、アソビュー!のプロダクト品質を磨きこんでいます。

アソビュー!QAチームでは「Shift Left」を掲げ、QA全体の時間軸を左に移し、後工程での影響度を最小限にする取り組みを行なっています。
f:id:msyn27:20191202114103p:plain (ウォーターフォールっぽく見えてしまいますが、概念を説明するためにこのような図になっています。)
QAチームは全体を俯瞰して見る存在となり、品質をプロセスで作り込み、仕様漏れ、バグを素早く検知することによって手戻りを防ぎ、みんながハッピーな世界を目指しています。

どんな仕事をしているの?

QAが各スクラムチームに所属し、ざっくりですが以下のフローで作業を行なっています。

  1. テスト計画作成
  2. テストケース作成
  3. テスト実施(機能テスト、シナリオテスト、回帰テスト)
  4. リリース判定会議
  5. リリース前テスト
  6. テスト報告書作成

良くある形のフローですが、アソビュー!らしいところでは、シナリオテストを作成するときにステークホルダーを巻き込んで一緒に作成しているところです。
今までは、シナリオテストの粒度=担当QAの知識量だったのですが、顧客に対して一番近いところで仕事をしている仲間たちから意見を吸い上げることで、気付かなかったシナリオに気付くことができるようになり、シナリオテストの精度がぐーんと増しました。
また、サポートとQAが連携して課題を特定するプロセスも確立されつつあるので、今後も連携強化を図り、幅広く活動していきたいと思っています。

見えてきた課題、今後の展望

アソビュー!で1年ほどQAとして活動して様々な課題がありました。

  • 重要機能の改修にQAがアサインされていない(リソース不足)
  • 品質基準がフワっとしているので、過剰なQAが行われている
  • リリースにあたり、QAがボトルネックになっている・・・etc

顧客の求める品質をモデル化した考え方として「狩野モデル」があります。
f:id:msyn27:20191202162601p:plain 詳細はこちらを参照ください。
https://www.juse.or.jp/departmental/point02/08.html
最初のうちは良かったのですが、「当たり前品質」の部分に力を入れすぎてしまい、顧客に新たな価値を届けるのが遅くなってしまうなどの問題点が徐々に露呈してきました。
品質基準をキチンと設けることの必要性、むやみやたらにテストを実施することは誰も幸せにしないことに気付かされたので、今後はテストフローの見直しも含め、自動テストの推進、ベトナムチームとの連携や、重要機能の定義など見えてきた課題を解決しながら、アソビュー!流のQAチームを作っていければと思います。

最後に

私自身、組織の立ち上げは初めてで手探りの部分も多くありますが、まずはやってみよう!という文化が根付いているため、目的・得られるものがハッキリしていればチャレンジさせてもらえる環境です。
つい先日、「チームとして生産性を向上させるため、メンバー同士の相互理解を深める」を目的に終日外部でチームビルディング を実施してきました。
チームビルディングを実施した前と後ではチームの雰囲気が変わり、良いチームとして再スタートを切れたのかな?と思っています。
今後もQAチームに関する情報を発信していきますので、お楽しみに!

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