アソビューの SaaS 事業を支えるウラカタチケット - 開発チームからプロダクトまで紹介

エンジニアの村松です。最近は低温調理にハマっており週末にはいろんな肉や魚を低温調理しています。オススメは鶏むね肉を68℃で2時間です。2時間待ってる間にビール2-3杯は飲めます。オススメです。

はじめに

アソビューでは、サービスECSaaS の大きく2つの事業を展開しています。

SaaS 事業の1つに、テーマパークや水族館などのレジャー施設向けチケッティングシステムとして「ウラカタチケット」を提供しています。

今回は、ウラカタチケットの開発を担当している「プロダクト部 SaaS ユニット」のことや開発/運用しているプロダクトについて紹介します。

SaaS ユニット紹介

2022/05時点、SaaS ユニットは11名のメンバーで構成されています。メンバーの内訳は、バックエンド8名、フロントエンド1名、QAエンジニア2名となっています。

現状、フロントエンドエンジニアが少ないのですが、タスクベースに開発を担当することが多く、バックエンドエンジニアがフロントエンドの開発をすることは多々あります。もちろん、フロントエンド/バックエンドのエンジニアが相互に PR をレビューするため、業務を通してスキルの幅を広げられる機会にもなっています。

QA に関しては、現在、リリースサイクルの見直しを図っており、それに合わせてテストプロセスの改善を進めています。以前は案件ごとにテストを実行することが多かったのですが、リリースサイクルを固定してリリース前にリグレッションテストを実施することでより品質を安定させられるようなプロセスを準備しています。

また、Autify の導入を推進しており、リグレッションテストの自動化にも取り組んでいます。Autify 社の事例紹介にも載せていただいているので、ぜひご覧ください。

autify.com

プロダクト紹介

SaaS ユニットでは、施設/社内向けのプロダクトを開発/運用しており、約1000の施設にサービスを提供しています。

パートナーダッシュボード

パートナーダッシュボード は、レジャー施設 (弊社ではパートナーと呼んでいます) の担当者が購入情報や販売実績/着券実績、在庫情報などを閲覧/管理するためのシステムです。パートナーの基幹業務の中核を担う、ミッションクリティカルなシステムです。

主な利用技術 : Java, Spring Boot, React など

チケットマネージャー

チケットマネージャー は、社内向けのシステムで、施設の情報やチケットの情報を登録/管理するためのシステムです。社内向けシステムではありますが、パートナーが販売する商品を扱うシステムであり、こちらもミッションクリティカルなシステムと言えます。

主な利用技術 : Java, Spring Boot, Thymeleaf など

バックエンド API

バックエンド API は、アソビュー! で表示する施設やチケット情報、購入/着券する際の API 群を提供するバックエンドシステムです。また、アソビュー!だけでなく、外部サービスにチケット情報を連携したり着券するための API も提供しています。これらの API がダウンしてしまうと、購入や着券ができなくなり多方面に影響が発生していまいます。こちらもやはりミッションクリティカルなシステムだったりします。

主な利用技術 : Java, Spring Boot

チケットダイレクト

チケットダイレクト は、レジャー施設のサイトから直接チケット購入するためのランディングページを提供するシステムです。EC の仕組みを持たないレジャー施設でもチケットダイレクトを導入することでチケット販売できるようになります。

主な利用技術 : React

Fast-In

Fast-In は、レジャー施設の担当者が、来場したお客様 (弊社ではゲストと呼んでいます) がスマホなどで提示するQRコードを読み取って着券する (チケットを使用済みにする) 際に使用する Android/iOS アプリです。着券業務はパートナーにとっても重要な業務であり、特に繁忙期には非常に多くのゲストが来場するため、迷いなくスムーズに着券操作できる UI/UX が求められます。

主な利用技術 : React Native, Expo

SaaS ユニットは、エンドユーザーにとって重要なシステムを開発/運用しているチームです。 アソビューの開発事例としてこちらのインタビュー記事もぜひご覧ください。

type.jp

どのように開発しているか

SaaS ユニットでは、パートナーの経営効率化を実現するために案件ベースで新規機能開発に取り組んでいます。各案件はそれなりの規模になることもあるため、数人のメンバーでプロジェクト体制を組んで開発を進めています。

その他、パートナーからの要望や個別の改修などもあり、これらはタスクベースで各メンバーが開発を担当します。冒頭で述べた通り、バックエンド/フロントエンド関係なく開発を担当することが多いため、スキルの幅や柔軟性が求められます。

どういうひとが活躍しているか

案件ベース/タスクベースの開発いずれにしても、パートナーやビジネスサイド、プロダクトオーナー、チームメンバーといったステークホルダーとコミュニケーションして DX を推進する力が求められます。

アソビューと言えば、BtoC プロダクトを開発している会社というイメージがあるかもしれませんが、このように BtoB プロダクトの開発もやっており、SIer 出身者も多く在籍しており活躍しています。

横浜・八景島シーパラダイス様との取り組みに関してインタビュー記事を掲載しています。ぜひご覧ください。

www.asoview.co.jp

まとめ

今回は SaaS 事業のうち、ウラカタチケットの開発を担当している SaaS ユニットとプロダクトについて紹介しました。その他の話にもご興味がありましたらこちらもぜひご覧ください。

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