アソビュー! Advent Calendar 2021 24 日目の記事です。
以前 RDRA のイベントに登壇した記事を書きましたが、
モデルベースで要件定義をやってみた に登壇しました
2021.10.29 にオンラインで開催された モデルベースで要件定義をやってみたに登壇しました。
今回は RDRA を使った要件定義のその後についてやってきたことと感じたことを書きたいと思います。
現在 2 周目
イベント登壇時はほぼ一周回った感じだったのですが、現在2周目です。2周目に入ったきっかけは、ToBeモデルの精査を行っているときにうまく整理ができない箇所があり、ビジネスモデルに立ち返りました。そこでビジネスモデルを整理した際にシステムスコープに影響するような発見があったのです・・・。
「商流」「物流」「金流」を整理する
ビジネスモデルの整理を行った観点は主に「商流」「物流」「金流」です。この3つの観点を主要なアクターがどのように行っているかを改めて確認しました
- どのような経路で販売が行われるか (直販?外販?など)
- どのような経路で販売した商品が購入者に届くか (メールで直接届く?販売代理店経由?など)
- どのような経路でお金が流れるか (事前決済?現地決済?など)
これまでの捉え方だと問題がありそうだということがわかり、どうすればよいのかをチームで考えた結果、システムスコープを変える必要があるという結論に至りました。。
プロジェクトの目的に立ち返る
システムスコープが変わったとしても、プロジェクトの目的は変わりません。変更されたシステムスコープで目的を達成できるのを確認する必要があります。今回はシステムが1つ追加になりそうです・・・。
ユースケース図の作成
システムスコープが変わり、システムも追加で必要となったのでこれまで慣れ親しんだユースケース図でどのシステムでどのユースケースが必要かを整理しました。ユースケースは RDRA で分析した UC を使いました。
アクティビティのブラッシュアップ
ユースケース図で整理した情報で RDRA ToBe モデルのアウトプットであるアクティビティを更新していきます。また、ここからアクターや外部システムなども情報更新していきます。
まとめ
今回得られた知見は以下でした。今後もがんばります。
- ビジネスの最上段とも言える「商流」「物流」「金流」で捉えてみるとシステムスコープを変えるような新たな発見があった
- スコープが変わってもプロジェクトの目的は見失わないこと!
- 上記で得た発見をもとに ToBe モデルのブラッシュアップを行う感覚
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