アソビュー! Advent Calendar 2022 の17日目の記事になります。
同日公開ということで、フロントエンドエンジニアの白井さんが書いた記事も公開されております。 CSS でレイアウトを作る時に考えていること(margin/width/height)
ぜひ、こちらも御覧ください!
こんにちは! アソビュー開発チームでチームリーダーをしている山内と申します。 最近になって寒い日が続いていますね。体の中から温めるために、ほぼ毎日鍋を食べる生活をしております(作るのと洗い物がラク)。 今夜は大好きな豆乳鍋にしようと思います。
さて本記事では、私達の開発チームで実際に行ったチームビルディングと、 行った後にどのようにチームが変化したかを紹介しようと思います。
はじめに
私達のチーム構成と、チームビルディングを行った背景を紹介します。
チーム構成
こちらの記事にもありますが、アソビュー!の開発チームは、現在3種類、4チーム構成となっています。
私達のwebアプリケーション開発のチームは5人で構成されております。 今回のチームビルディングは、チームメンバー5人と、連携が必要になるテクニカルサポートチームのメンバー1人と一緒に、6人で行いました。
背景
今までは日々の業務を通して、なんとなくお互いのことは知っている状態ではありましたが、 技術の話や過去の話・大切にしている価値観の話等は深く話す機会がなく、あまりお互いを知らない状態でした。
お互いのことを知り、尊重し合うことで、更にチームのパフォーマンスを向上させたい。 話し合いの場で、気兼ねなく自分の意見や質問・提案ができる状態にし、コミュニケーションをより活発化させたい。 こういった思いから、お互いを理解して尊重している状態、つまり心理的安全性を高めるためにチームビルディングを行いました。
今回は、チームメンバーの固定化と、新規開発案件が開始するタイミングでチームビルディングを行ってみました。
実際にどんなことをしたのか
4つの私
チームビルディングとして、ジョハリの窓という自己分析のフレームワークを元に「4つの私」というテーマで自己紹介をしていきました。
「ジョハリの窓」は、
- 「開放の窓」:自分も他人も知っている自己
- 「盲点の窓」:自分は気がついていないが、他人は知っている自己
- 「秘密の窓」:自分は知っているが、他人は気づいていない自己
- 「未知の窓」:誰からもまだ知られていない自己
という4つの視点から自己分析を知るフレームワークです。
こちらを元にして「4つの私」は、
- 「今までの私」:生まれてから今までの「ライフラインチャート」
- 「客観的に見た私」:私のことが客観的に書かれていて、共感した「言葉」
- 「最近の私」:ここ最近の私のことがわかるエピソードを3つ以上
- 「実は私...」:アソビューの仲間が、まだ知らないであろう私の真実
という4つのテーマで自己紹介を行いました。
ルール
始めるにあたって、以下のルールと留意点を定めました。
- 前提として、人それぞれ価値観・考え方が異なることを理解しましょう
- セッション中はその人だけのことを考えて、より理解することを意識しましょう
- 否定や批判はダメ絶対。受け止める!
チームビルディングは、お互いに自分を理解してもらうために、 普段ならなかなか言えないこともオープンに表現する場です。 こういった場で否定が生まれると、思っているように自分を表現できなくなり、逆効果になってしまいます。
ルールと留意点について、しっかり守ってもらうようにしました。
進め方
当日の進め方について紹介します。 ※ 今回は、全てオンラインで行いました。
① 自己紹介シートの作成
まずは、チームビルディングの日までにそれぞれ自己紹介シートを作成してもらいました。
② 自己紹介タイム
作成したシートをGoogle Meetで共有しつつ、10分間「4つの私」を紹介します。
③ 質問タイム
自己紹介で使ったスライドを共有し、気になった箇所に感想や質問を1人1つ以上、スライドに直接吹き出しとして記載していきます。
④ 回答共有タイム
最後に13分ほど使い、質問の回答や深堀りをしていきます。
このように1人30分間、じっくり深く向き合いました。
当日は、途中休憩をはさみつつ半日間かけてチームビルディングを行いました。
チームビルディングを行ってどうだったか
この方法でチームビルディングを行ってどうだったかメンバーに聞いてみました。
- 普段なかなか人に話せないようなことまで皆さん言ってくださり、お互いを理解できるいい場となりました!
- 意外なプライベートの共通点が見つかり、親近感を持ち話しやすくなった。
- 価値観の共有や仕事上大切にしていることの共有もあり、モチベーションが上がりました!
- 楽しくてあっという間に時間が過ぎました(笑)。もし別チームが発足してアサインされた際もやってみたいです。
好評のようで良かったです! 実際に参加した私も長年一緒に仕事をしているメンバーの意外な過去や一面に驚かされたり、 過去のエピソードを聞くことで、考え方の背景や価値観を理解できる良い機会となりました。
チームビルディングを行ってからは、ミーティングでの各人の発言の機会が増えたり、 スプリントプランニングの際も、今までであれば出てこなかった質問も増え、活発なコミュニケーションへと変化していると実感しています。
今後もメンバーが増えたり、新しいチームが発足していく機会があるので、こちらのフレームワークを活用して、チームビルディングを行っていきたいと思います!
最後に
今回は、アソビューで行っているチームビルディングを紹介させていただきました。 手法に迷っている方がいれば、こちらのフレームワークを参考にいただけると幸いです。 また、他の良いフレームワークがあればぜひ共有いただけると助かります!
アソビューでは、エンジニアを大募集してます! 興味ある方はぜひぜひお気軽にエントリーください!