はじめに
アソビューAdvent Calendar 2025の3日目(表面)です。🎄
こんにちは!アソビュー株式会社でエンジニア兼スクラムマスターをやっている加藤です。
今年の4月よりスクラムマスターとして日々チームカイゼンに取り組んでいますが、そこで学んだこと。
振り返りめっちゃ大事!とにかく振り返り大事!
ということで、今回は振り返り手法のカイゼンによって、スプリントレトロスペクティブでの会話数が劇的に増えたお話をしようと思います。
振り返りが形式的な場になってしまっているなぁ...と悩んでいるそこのあなた!ぜひこの記事を参考に、振り返りのカイゼンを行ってみてください!
そういえば、今年の9月に大和葛城山に登ったのですが、とても楽しかったです。そこで登山にハマりそう!と思いYAMAPに課金しました!(なお東京に戻ってからはインドア生活な模様)
チーム振り返りで感じていた課題
前提として、私のチームでは振り返りでKPTを使っていました。
- Keepを出す
- Problemを出す
- Problemを元にTryを策定
という手順で振り返りを実施していたのですが、以下のような課題を感じていました。
- いきなり振り返りを始めるので、内容が薄くなってしまう
- いきなり振り返りを始めるので、あまりトピックが出ないことがしばしば…
- 業務的な振り返りが多く、雰囲気が少々硬くなってしまう

振り返りカイゼンプロジェクト Vol.1
以上の課題感を踏まえて、以下のようなカイゼンを実施しました。
振り返りの前に振り返りの事前準備
限られた時間の中でいきなり振り返りを実施してください〜、と言われても、そのスプリントの中で何があったかを思い出せないまま振り返りを行うことになってしまいます。 そこで、今スプリントで何があったかを思い出す時間を作ることで、内容のある振り返りを行えるようにしました。
KPTからFun Done Learnに変更(+More, Tryも実施)
- 振り返り手法をKPTからFun, Done Learnに変更
- 別途Moreも出してもらい、そこからTryを策定する
という振り返りの行い方に変更しました。 Fun, Done, Learnとはどのようなものかについては、以下の記事を参考にしています。
【プラクティス紹介】1分でさらっと分かる「Fun Done Learn」 #アジャイル - Qiita
Fun, Done, Learnを選んだ理由
- Funがあることで、感情にフォーカスしたトピックを上げられ、よりフランクに、かつ盛り上がる振り返りができるのではないか
- LearnやDoneがあるので、Keepよりも細かいことや学びの共有(=ナレッジシェアがしやすい)のではないか
という理由から、Fun, Done, Learnを選択しました。
流れ
- スプリントの思い出し時間を設ける
- Fun, Done, Learnを各々記載してもらう
- メンバーごとにFun, Done, Learn, Moreを発表
- チームとしてカイゼンすべきMoreを話し合い、そこからTryを策定
振り返りの振り返りを実施
振り返りカイゼンして実施して終わり、では意味がありません。次の振り返り活動をよりよいものにするために、振り返りの振り返り(今回の振り返りの良かった点、カイゼンした方がいい点)をチームで話し合いました。
振り返りの振り返りを実施した結果
振り返りの振り返りを実施した結果、以下のような意見があがりました。
Good!
- 細かく自分の考えていることが出しやすい!
- 小さくても困っていることが出てきた!
- 学びを振り返ることができた!
More!
- 発表を人ごとにした方が良いかも
- 発表したトピックの付箋を周りとやんややんや言いながらどこに置くか決めたら盛り上がりそう
- MoreはFun, Done Learnとは別で分けた方が良いかも
振り返りカイゼンプロジェクト Vol.2
振り返りの振り返りを踏まえて、さらに振り返りをカイゼン。 なお、Fun, Done, Learn(+More, Try)はチーム内での評判が良かったため、ここは変えずに実施手順を変更しました。
変更点
- トピックを考える時間+振り返りの事前準備として、15分使ってじっくり考えてもらう
- トピックは人ごとに発表
- 1トピックごとに付箋をFun, Done, Learnに移動
- MoreとTryはFun, Done, Learn後に実施
流れ
- スプリントに何があったかを思い出してもらいつつ、トピックを考えてもらう(前回よりも時間を5分伸ばす)
- メンバーごとに出したトピックを1つずつ発表
- トピック発表後、Fun, Done, Learnのどこに当てはまるかをチームで話しながら付箋を移動する
- 全てのメンバーが手順2,3を実施後、Moreを各々考えてもらう
- メンバーごとにMoreを発表
- チームとしてカイゼンできそうなMoreを話し合い、そこからTryを策定
- 振り返りの振り返りを実施
振り返りの振り返りを実施した結果
Good!
- 不安になっている作業、具体化するための相談事項を書けて、解決案をすぐに出せるようになったのが良い!
- 話したいことが増える!
- とりあえず何でも言える、書けるのでやりやすい!
- 前回よりスムーズに進められたのでは!
More!
- Fun, Done, Learn
- トピックが増えて盛り上がったので時間が伸びた(嬉しい誤算ではありますが…笑)
- More, Try
- Moreが結構出たので、ここの議論により時間を使えると課題解決につながりそう!
カイゼンの効果
振り返りのカイゼンを行ったところ、今まで5~6個ほどだったトピックが20個ほどにまで増えました!

また、プライベートなトピックも増えて、親睦も深められた(?)のではないかと思っています! 小さいことでもトピックが出しやすくなったり、学びになったことや困っていることなども出しやすくなったのが良かったのかなと思います。
今後の更なるカイゼン
今回はカイゼン活動を2回行いましたが、最初の状態と比べてかなりトピックも出たかなと思います。
ただ、まだまだ!もっとトピックが出てほしい(理想はベン図が見えなくなるくらい)と思いますし、Moreの議論にももっと時間を割く必要があるなと感じました。
そのためにも、振り返りの振り返りなどを通じて飽くなき探究心のもと、カイゼン活動を続けていこうと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 振り返りの場がどうしても形式的になっているな〜...トピック出ないな〜...なんか硬いな〜...と感じている方は、ぜひ参考にしていただければと思います!
振り返り活動のカイゼンは続く…
最後に
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