はじめに
こんにちは!アソビューで技術広報とバックエンドエンジニアをしている@KHaggarです!
技術広報として活動を始めたのが今年の6月でまだまだ新米ではありますが...その奮闘記はまたどこかで掲載できればと思います。
今回はパートナープラットフォーム事業部で開催されたワークショップにて事務局を担当をさせていただくことになりましたので、本稿ではその取り組みを紹介しようと思います!
背景
実はアソビューでは今年7月から事業部制が採用されています。
これはプロダクト(開発)組織と事業側がより多くの接点を持つことで、アソビューをご利用頂いた方により良い体験・価値提供をするための議論を活発化し、事業成長の土台をつくることが目的です。
最近はエンジニアが商談へ同席することも増え、エンジニア自身が開発したものに対して「利用者の生の声」を聞く機会も増えてきたと実感しています。
その一環として、私が所属するパートナープラットフォーム事業部ではワークショップが企画・開催されました!
このワークショップは、以下3つを目的として全3回実施する予定となっています。
- 相互理解
- 事業戦略・プロダクトビジョン理解
- 自分毎化
一人一人が事業戦略・プロダクトビジョンを正しく理解した上で、それらに対してチームの垣根を超えて深い議論ができる状態に持っていくことを目標に掲げています。
今回開催された第1回ワークショップでは「相互理解」をテーマとしてチームの垣根を超えたコミュニケーションが行われました。
実施内容
1. 成功循環モデル・心理的安全性について
まず行われたのがワークショップと組織をより良くするためのインプット、座学ですね。
皆さんは「成功循環モデル」というものをご存知でしょうか。
ここは一つ、Gemini先生に分かりやすい解説をお願いしてみましょうか。
成功循環モデル(SCM)は、組織学習とシステム思考の専門家であるマサチューセッツ工科大学のダニエル・キム氏によって提唱された組織開発フレームワークです 。組織の成長は線形の因果関係ではなく、複数の要素が相互に影響し合い、循環するフィードバックループによって決定されるというシステムダイナミクスの視点に基づき、このモデルは構築されました...
...なんだか難しそうですね。
私から誤解を恐れず端的にいうならば、組織やチームが成長する為にはまずは信頼し合えるくらいにお互い歩み寄りましょう、というお話です。
結果の質を先に追い求めてもメンバー同士の関係性が希薄であればプレッシャーとなり、思考や行動の質も悪くなってしまう。
そうなってしまうと良い結果は生まれにくい、ということですね。
次に「心理的安全性」についても改めて学びました。
これはGoogleから公表された調査「Project Aristotle」で非常に有名になったものなので詳細は割愛しますが、簡単に言うと「失敗やミスを恐れずに自分の意見を言い合える状態」やその度合いのことを指します。
既に他の記事でも紹介されているとおり、アソビューでも心理的安全性を高める取り組みが進んでいます。
余談ですが、「Project Aristotle」はアリストテレスの言葉 「Whole is greater than the sum of its parts(全体は部分の総和に勝る)」 に由来しているそうです。
こういうセンスの良い命名、痺れますよね。
これらのことを踏まえ、今回のワークショップ参加者同士がより良い関係性を築き、活発な議論ができるようにするための土台作りとして第1回は「相互理解」をしよう!という趣旨で進められました。
2. アイスブレイク:共通項探し

相互理解の第一歩として、3チームに分かれてまずはお互いの共通点を探してチーム名を決めました。
「旅行先で北国が好きで、中華料理を週1回以上食べるチーム」という要素盛りだくさんなチーム名や「ビール好きなこと以外共通点がないチーム」という真逆なチーム名など、各チーム個性豊かな名前が付きました。
もう一つ、共通項探しに関連して「この人、このなかに何人いる?ゲーム」というものも実施されました。
これは参加者全員の中から特定の条件に当てはまる人が何人いるか推測するゲームで、「家の室内に観葉植物がある人」「休日予定がぎっしり詰まっているのが好きな人」「LINEの未読が100件以上たまっていても気にならない人」など、様々な条件が設定されました。
どちらのアイスブレイクも「相互理解」を深めることができましたが、特に後者のゲームは対人関係において「無意識な思い込み」が起きることに焦点が当てられています。
ワークショップの中では、目に見える部分と見えない部分の対比で物事を深く理解する考え方「氷山モデル」が取り上げられ、今回のゲームのように人間関係も表面的な部分だけで判断しないことが重要である、という話がされました。
3. 自己紹介:トリセツシート
トリセツシートとは、自分自身の特徴に関する項目を記入するシートであり、
このワークでは参加者のイメージとのギャップを認識し受け止めることを目的としています。
「得意な仕事スタイル」「チームにされると嬉しいこと」などの項目があり、一緒に働く上での自分の価値観を共有することができました。
4. 入社時の想いと目標:YOUは何しにアソビューへ!
最後に行われたのが「アソビューに入社した理由」と「今期の目標」を共有するセッションです。
参加者全員が入社の動機や現在の目標について順番に発表を行いました。
私も入社した当時、社長の山野さんとの対談を振り返り、今の気持ちを交えて発表しました。
アソビューでは「生きるに、遊びを」をミッションとして掲げており、時期は違えど皆さんがそのミッションに共感して入社していることが伝わってきました。
自分自身の動機と現在地点を振り返るとともに、皆さんの事業や仕事に懸ける熱意を感じることができ、非常に有意義で貴重な時間となりました。
振り返りと展望
今回のワークショップを通じて、目標達成に向けて事業を進める仲間の認知・理解度を高めることができました!
参加者同士の心理的安全性を高めることにも寄与できたのではないかと思います。
また、内容でも触れさせていただいた通り、アソビュー社員のミッションに対する想いと熱量を感じることができ、普段の業務ではなかなか得られない刺激を得られたと感じています。
今後の展望としては、第2回ワークショップが既に計画されており、テーマは「事業/プロダクトのビジョンを考える:発散編」となっています。
今回のワークショップで得た相互理解を基盤として、プロダクトビジョンに関する深い議論が行われるのではないかと期待しています。
私も今後の活動を通して、社員同士より良い関係性を築き、プロダクト開発を通してアソビューをご利用いただく全ての方により良い体験・価値提供ができるよう努めていきたいと思います!
最後に
アソビューでは「生きるに、遊びを。」をミッションに、より良いプロダクトを世の中に届けられるようこれからも挑戦を続けていきます!
一緒に働くメンバーも募集していますので、ご興味がありましたらまずはカジュアル面談からお気軽にご応募ください!